こんにちは、大阪梅田の英会話学校PHILLIP JAMESのTomokoです。
皆さん、既にご存知かもしれませんが・・・
イギリスの新デザインの1ポンド硬貨が、
いよいよ来月3月から流通開始になりますね!
旧1ポンド硬貨と言えば、1983年の誕生から30数年、
現在では流通量の約3%が偽造(!)とも言われています。
そんな汚名とはもうさよなら、こちらの新デザインは、
「おそらく世界で最も偽造の難しい硬貨のひとつ」になるだろう、
とも言われているのだとか。
出典:BBC (http://www.bbc.co.uk/newsround/38487910)
デザインの方はというと、
12角形の枠に安定のエリザベス女王の横顔をはめ込んだ、
おなじみのイギリスらしいものになっています。
ちなみに、裏はイギリス(The United Kingdom)を構成する
4つの国の国花がデザインされており、
王冠から、
- イングランドのバラ
- ウェールズのリーク(ねぎ)
- スコットランドのアザミ
- 北アイルランドのシャムロック(クローバー)
が、にょきっと生えている絵になっています。
さらに、コインの側面には溝と文字が彫り込まれており、
なかなか凝ったデザインになっています。
今月BBCが実施した、国内で初めて許可を得て
新硬貨をRoyal Mintの外に持ち出した街頭インタビューでは、
「キラキラしていて綺麗で好き」
「軽い!」
などの意見が出ていたようです。
旧硬貨の裏面の好きなデザインを探してチェックを重ね、
お土産としてそこそこの量のコインを持って帰ろうと画策したばかりに、
1g単位の荷物の重量制限と闘い続けた、
旧硬貨の重さに慣れている身には「軽い!」が、非常に気になりますが・・・。
現在、Royal Mintでは既に目標の半分以上の数を製造完了しているそうで、
旧1ポンド硬貨は今年10月で流通を終了する、とのこと。
ちなみに、秋以降も銀行へもっていくと旧硬貨は新硬貨に交換してもらえるそうです。
他にも新硬貨導入のために、ジムや駅のロッカー、ATMなど、
コインを入れて使用する機械の変更が必要との事で、
そこにかかる費用に各企業が頭を悩ませているのだとか・・・。
一説では、国内全体の関連機械の入れ替えの為に、約2億ポンド以上かかるのでは・・・
とも言われているそうです。
昨年はプラスチック素材の新5ポンド紙幣がデビューし、
今年も新1ポンド硬貨がデビューするイギリス。
皆さんもご旅行などでイギリスを訪れることがあれば、
是非お金をチェックしてみてください!