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ワーホリや学生ビザで海外留学をする場合、旅行とは違って現地で生活をするので、日本からあれもこれも持って行こうと考える人がいるかもしれません。
空港で大きなスーツケース2つにバックパックを背負って、荷物まみれで歩く女性を見かけることもありますが、果たしてそんなに大荷物が必要なのでしょうか。
そこで今回は、「留学に必要な持ち物」をテーマにご紹介いたします。
書類関連
パスポート
これが無ければ出入国できません。必ず忘れずに持って行きましょう。
ビザ発給許可証、学校の入学許可証
実際印刷して持って行っても、提示することはほぼありません。まれに現地空港で、滞在を証明できるものとして提示を求められることがあるので、念のために持っておくことがベストです。
海外保険証
現地の病院に行く際に必要です。
国際免許証
現地で運転したい人は事前に準備の上、忘れずに持参しましょう。
日常生活
クレジットカード
現金をいくらか換金して持って行くと思いますが、もしものためにクレジットカードの用意もしておきましょう。どこの国に行くにもVISAカード1枚あれば十分です。
マスターカードもVISAと同じくらい利用できる範囲が広いですが、JCBやアメックスは使えるお店が限定されるので注意が必要です。
ノートパソコン
現地で仕事をすると考えている人だと、レジュメ(履歴書)の作成にパソコンが必要です。語学学校に自由に使えるパソコンが設置されていることもありますが、自分用があると便利です。
語学学校によっては、その日の授業内容(ホワイトボードに書いた内容)をパソコンのアドレスに送ってくれるところもあり、勉強のためになることもあります。暇つぶしとしても1台あると役立ちます。
洋服
どこの国や都市に行くかによって季節感が大きく異なるので、持って行く洋服もそれに合わせて変えましょう。
オーストラリアのゴールドコーストやフィリピンのセブ島など、暖かい気候のエリアに留学するにしても、朝晩は意外と冷えたり、学校内は冷房がかなり利いていて寒いことがあるので、羽織れるものやパーカーがあると便利です。
洋服が最も荷物の量を左右するところです。留学中に都市の移動がある人は、荷物が多いと整理も移動も大変なので、なるべく必要な洋服を厳選して必要最小限を持って行くことがおすすめです。
変換プラグ
留学初心者に意外と知られていないのが、変換プラグです。コンセントの差込口の形状には実はさまざまなタイプがあり、日本の=のような形状はA型プラグと呼ばれる、日本式。海外は別の形状をしていると思っておきましょう。
例えばオーストラリアは「ハ」の字の形をしたO型タイプと言われる形状です。
変換プラグとは、ハの字の差し込みと=の受け入れを持つ、コンセントと電化製品の中間に使うものです。これが無いと電化製品の充電ができません。家電量販店や空港でも購入可能ですので、忘れずに用意しましょう。
SIMフリーのスマートフォン
海外に到着してすぐにやりたいことは「携帯の準備」です。SIMフリーのスマートフォンがあれば、現地通信キャリアのSIMカードを購入して、お店の人に個人情報の登録をしてもらえば、その日の内に現地仕様の携帯として使えるようになります。
今時のスマートフォンを使っている人であれば問題ないと思いますが、SIMを差し替える前にキャリアに手続きが必要なケースもあるので事前に確認しておきましょう。現地でスマートフォンの本体を購入することも可能ですが、日本で準備することが無難です。
各種充電器
パソコン、スマートフォン、デジカメを持って行く人も多いと思いますが、充電器を忘れには十分注意が必要です。
iPhoneの充電器であれば海外でも手に入りますが、日本製品の充電器を見つけることはかなり難しいです。せっかく持って行ったのに、使えずじまいではもったいないです。
常備薬
風邪薬、鼻炎薬、腹痛を抑える薬や目薬、シップに至るまで、日ごろ使うことが多い薬は持参することをおすすめします。とっさの時にドラッグストアに行っても、どれが効果的なのか見分けがつかない可能性があります。
紫外線対策
海外は日本よりも紫外線が強いところも多く、知らずに過ごしていると肌や目にダメージを受けてしまいます。特に夏場はサングラスや帽子など、紫外線対策を心がけることをおすすめします。
気に入っている日本製のもの
ユニクロや無印良品は海外店舗も多いので、渡航先によっては日本製品が手に入ることもありますが、手に入ってユニクロ、無印良品と考えておきましょう。
調味料や食品は意外とどこでも購入可能ですが、化粧水やリップクリームのようなコスメ系は手に入りません。
ヘアーワックスやジェルなど含め、日本製品にこだわりがある物は、持ち物リストに追加しましょう。
メガネやコンタクトレンズ
日本からの持参が無難です。特にメガネは、海外でパソコン用メガネは一般的ではありませんし、おしゃれの一環としてのメガネも日本のように流通していません。
あくまで「目が悪い人のためのもの」という認識なので、日本の感覚で販売されていません。
少し余談ですが、マスクも同様に「体調が悪い人が使うもの」という認識なので、日本人のように予防としてマスクを使っている人はまずいません。
折りたたみ傘
外国人は結構な雨が降っていても傘を差さない人も多くいますが、日本人的にはなかなか慣れません。持っているととても便利です。
爪切りや耳かき
日本製品の方がクオリティが良いことと、到着して間もない時はどこで購入できるのかわかりづらいです。かさばるものでも無いので、持って行きましょう。
語学学校
電子辞書
英語ができる人、英語の勉強に真面目な人は大体持っています。スマートフォンのアプリで単語の意味を調べられるものもありますが、やはり電子辞書のほうが性能は上です。
日本語の英語テキスト
学校の授業でわからないことがあった時に、日本語の英語テキストと合わせて自習をすると効果的です。理解が不十分のまま進んでしまうと、度々つまづいてしまうので、ヘルプアイテムとして有効です。
ホームステイ先
お土産
留学当初にホームステイする人は多くいます。お金を払って滞在するものですが、お土産の持参はお世話になる礼儀として当たり前のこととなっています。
日本の文化が伝わるものが喜ばれることが多いので、お菓子や折り紙、扇子など、ホストファミリーの家族構成も加味して準備しましょう。
室内履き
室内が土足だったり、土足厳禁だったり、場所によって異なります。いずれにしても、どこか清潔感に欠けることも多いので、室内履きがあると便利です。
仕事
筆記用具
ボールペンとメモ帳くらいは持っておくようにしましょう。海外は日本と違って実力主義社会なので、要領を得ない働き方をしているとクビになります。メモを取って覚える姿勢が重要です。
また、海外では日本の文房具のような性能良いものが無いことも多いので、お気に入りの文房具は持って行きましょう。日本でお馴染みのフリクションボールペンも一般的ではありません。
仕事用の服
もし、インターンシップを予定している人は指定の服を用意。どこか飲食店で働くイメージの人は、汚れても良い黒のパンツがあると役立ちます。
まとめ
海外留学に行く場所や目的によって多少持ち物に違いがありますが、今回ご紹介したものはどこに行っても役立つものばかりです。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
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