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英語学習を本格的に始めようと考えている初心者の方にとって、「リスニング」は具体的にどのように学習すれば良いのか意外と悩みの種となることが多いです。
確かに文法などに比べると、この項目を理解すればこれが解けるようになるという分かりやすさがそれほど無いのも事実なので、不安な気持ちになるのも無理はありません。
そこで今回は英語初心者にオススメのリスニング勉強方法と教材についてそれぞれまとめてみました!
英語初心者にオススメなリスニング勉強方法
ここからはどのようにリスニングの勉強を進めていけば良いのかを紹介します。
とにかく少しずつでも良いので毎日必ず継続することを強く意識して進めていきましょう。
発音記号の学習…正しい発音を身に付ける
リスニングにおいて非常に重要なのが、「単語の発音」です。
自分が正しく発音できない単語というのは、同じ単語が実際に会話や放送の中で出てきたとしても間違った発音で覚えているので絶対に聞き取ることが出来ません。
しかし、発音記号をしっかりと理解しておけば単語を覚える段階で正しい発音を身に付けられるので、学習が進むにつれて聞き取れる内容も増えて結果的にリスニング力が大幅に強化されていきます。
リスニング用の教材であれば基本的に発音記号とそれぞれの発音方法が掲載されていることがほとんどなので、まずはリスニングの基礎として多少時間が掛かってもそれらの学習を最優先して下さい。
この発音記号の理解を軽視して学習を進めてしまうと、その後の伸び率が大幅に異なるので十分に注意しましょう。
市販の初心者向け教材を徹底して反復演習
普段の学習ではリスニングの初心者向け教材を進めると良いのですが、内容を軽く確認した上で6~7割ほどは正解できそうなものを購入しましょう。
簡単過ぎると取り組む意味がなく、難し過ぎると逆に継続するのが困難になるので適度なレベルのものを選ぶのが前提となります。
次に購入する冊数ですがまずは自分が「これ」と決めた1冊を徹底的にやり抜いてから次の1冊に進むと良いです。
最初に何冊も購入して同時進行で進めようとすると、それぞれの学習密度がどうしても薄くなり思うような効果が出にくくなるので注意が必要です。
ちなみに、問題形式になっている教材の場合はただ単に問題を解いて解説を見て終わりでは非常にもったいないので、音声が1文流れるごとに区切って自分で発音するリピーティングや、流れる音声にそのまま続いて発音していくシャドーイングなどを取り入れることで、1冊の教材でも密度の濃い学習が出来るのでおすすめです。
また、スピードに慣れるという点に関しても、速度調整が出来るのであれば慣れてきたら徐々に再生速度を上げて1.5倍速にするなど、意図的に負荷を掛けていくのも有効です。
各種資格試験を効果的に活用
発音記号も理解して市販教材を繰り返し進めていくだけでも実力は付いてきますが、それだけをずっと繰り返していくとモチベーションの維持に苦しむことも増えてきます。
さらに、自分がどれくらい出来るようになったのかを客観的に測定することも難しくなってくるので、それらを防いで新鮮な気持ちで学習に励む為にも、英語の各種資格試験を受験することをおすすめします。
英語の資格試験は英検以外にもTOEICやTOEIC Bridge、GTECなど多種多様なものがあるので、興味があってレベル的に無理なく挑戦できそうなものを選ぶと良いです。
上記のような資格試験を申し込むことで、合格もしくはスコアアップという明確な目標が出来るので、自然と普段の学習も集中力が増します。
また、過去問や各種対策テキストを解く中で様々な問題に触れられるので、演習量も結果的に大きく増えて、試験を受けることで得られた結果は英語力の証明になるので様々な場面で有効活用できるというまさにメリットだらけと言えます。
上手く利用すれば、やればやるだけ結果が出る楽しさを感じつつ、短期間でジャンプアップ出来る可能性も十分にあるので、初心者だからと言って気負わずにどんどん挑戦していくことをおすすめします!
英語初心者にオススメなリスニング教材
ここからは普段の学習にオススメなリスニング教材を紹介します。
どれも基礎からしっかりと固めることができる教材なので、徹底的に学習してリスニング力の土台を作っていきましょう。
ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニング
ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニングは、英語初心者に最適な11段階のトレーニングを用意しており、日本人が特に苦手とする音もしっかりと解説されているのが嬉しい所です。
また、簡単な単語や短文を終えてから長文リスニングに挑戦できる仕様で、最終的にはそれぞれのセクションを総合した復習エクササイズで学習の成果が確認できる点もおすすめです。
瞬時にわかる英語リスニング大特訓
瞬時にわかる英語リスニング大特訓は2部構成となっていて、第1部は「基礎編」と題してリスニングの基本ルールや日本人が苦手な音を聞く練習を繰り返すことで土台を作りつつ、第2部の「実践編」で頻出フレーズの聞き取りができるので、初心者でも無駄なく学習を進められる教材です。
魔法の英語 耳づくり (J新書)
魔法の英語 耳づくり (J新書)は聞き取りづらい英語の音をアルファベットごとに1位から10位までランキング形式で紹介し、ネイティブが話す際に特有の音の変化と聞こえ方を根本的に理解できます。
また、付属のCDでは「ゆっくり」と「ナチュラルスピード」でそれぞれ流れてくるので、発音をしっかりと識別して学習できる点もおすすめです。
英語初心者にオススメなリスニングアプリ
最近ではスマートフォンの急速な普及に伴って英語学習関連のアプリも数多く登場しています。
アプリは通勤や通学時などのちょっとした時間にも気軽に勉強できるので、普段まとまった勉強時間を取りにくい多忙な人にも大変おすすめです。
これらのアプリを有効活用して無駄なく時間を使っていきましょう!
スタディサプリENGLISH
最近話題のスタディサプリですが、こちらのアプリも非常に多彩なコンテンツが用意されていてリスニング学習にオススメです。
登場人物の会話内容に関するテストや、会話中に登場した単語クイズ、聞こえた英文を書き取るディクテーションなど様々な形式で学習できるので、リスニング力を総合的に鍛えることができます。
リスニングドリル
学習したいコンテンツを選んで字幕を確認しながら動画再生が可能で、コンテンツも政治経済からアニメまで非常に幅広いので飽きることなく聞くことができます。
また、日本語の字幕を同時に確認できるので、単語の意味を逐一調べる手間が省けるのも嬉しい点です。
それに加えて、再生速度の変更やリピート機能まで付いているので初心者であっても無理なく取り組めるのもおすすめの理由です。
Duolingo(デュオリンゴ)
Duolingoはさまざまな言語の基礎を学ぶことができるアプリです。もちろん英語の学習もできるアプリとなっています。
Duolingoの特長は、無料なのに多機能な言語学習サービスということです。ゲームをやるような感覚で毎日学ぶことができるので、無理なく学習継続ができます。
英語リスニングアプリオススメ5選でも他のアプリを紹介してますので、ぜひチェックしてください。
英語初心者がやってはいけないリスニング勉強法
聞き流しだけの練習
よく「聞き流すだけでリスニングができるようになりました!」というリスニング教材の宣伝を聞いたことはありませんか?
はっきり結論から言うと、「聞き流すだけでは絶対に英語のリスニングができるようにはなりません!」
上記で紹介した勉強方法で地道にコツコツと勉強するのが一番の上達への近道です。
難しすぎる教材を選ぶ
ついつい早く上達したくて難しい教材を選んでしまうのもよくある失敗です。リスニングの教材選びは、自分が少しだけ難しいな〜と感じるレベルにすることです。
一気に難しい教材で勉強してしまうと、何を言ってるか全くわからないし、モチベーションも下がってしまいます。
まとめ
今回は英語初心者におすすめの学習方法や各種教材・アプリを紹介しましたがいかがだったでしょうか。リスニングも単語などと同じで「継続」が何よりも大切になってきます。
リスニング学習にはシャドーイングやディクテーションという勉強方法もオススメなので、ぜひ一度挑戦してみて下さい。
英語に限らず語学学習は数日で突然伸びるものではないので、長い目で見つつ楽しみながら学習を進めて行って下さい!
今回の内容が皆さんの英語学習に少しでもお役に立てると幸いです。
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