良いノートが重要な理由

リスニング中のメリット

会議、打合せ、または大学の講義に出席するかどうかにかかわらず、良いノートを取ることは、学業の成功のための重要な部分です。積極的にメモを取ることは集中力を高め、そこで語られる主な考えをより深く理解するのに役立ちます。多くの状況で意見を求められたりコメントを求められることがあるかも知れません。良いノートを取ることは、積極的な聞き取り、内容の理解、情報を記憶することを向上させてくれます。生のやり取り中のノートテイキングは、つまり相手の話を聞いている間に同時に起こっていることをメモすることは、聞いたことや見たことをより正確に覚えておくのに役立ちます。

リスニング後のメリット

授業や商談の後に、授業の復習や商談内容を見直したりする上で良くとれたノートは絶対欠かせません、ノートのおかげでさらに理解を深め、試験やその商談のフォローアップ活動の準備を適切に行うことができるようになります。効率的で簡潔なメモは、乱雑で、すごい量で、不十分で、言葉数の多いダラダラしたノートを理解しようとする作業の時間やエネルギーの浪費と混乱から救ってくれます。ビデオを観るときも、良いメモを取ることで一時停止や巻き戻し、講義やプレゼンテーションの大部分を見直すという手間を省くことができます。良いノートは、企画の概要を整理したり勉強したりするための素晴らしい材料を提供することができるのです。

正しいノートの取り方

外国語で何かを聞いていると、聞いたことをすべて理解したいと思いがちで、重要な情報を聴き逃しているのではないかと心配になったりします。しかし、これは必ずしもそうではなく、あなたの母国語でさえも「ゾーンインとゾーンアウト」していて、同じ度合いの集中力ですべてを聞いているわけではありません。

上手なメモの取り方とリスニング力を向上させるステップ

準備

母国語で何かを聞いているときは、脳が瞬時に情報を処理してくれるので特に何か準備する必要はありません。自分では気づいていないかもしれませんが、既に母国語での会話の構造に慣れているので、そこで使われる単語やフレーズが会話がどの方向に進んでいるかを知らせてくれているのです。

したがって、どんな話でも理解し、フォローしやすくなるためには次のようなステップを踏むことがかなり有効になります。

どのようなトピックが取り上げられそうか、どのような順番で取り上げられそうかを事前に少し考えてみましょう。もしあなたが会議に出席しているのであれば、その際にはアジェンダがあると思われますので、事前に用意しておくと役に立つと思います。

商談の場にいるのであれば、同僚が何を話すかということも考えておくべきです。いつもたくさん話す人もいれば、ほんの少ししか話さない人もいることはご存じだと思います。これ は、彼らが何を言おうとしているのかを予想するときにとても役に立ちます。

その時の会話で使われそうな単語やフレーズを事前に辞書で調べてメモしておくと便利だと思います。話を聞いているときに、知らない単語やフレーズに気を取られたくないので、これは大変役に立ちます。また、話し手が言っていることとあまり関係のない言葉やフレーズについ気を取られてしまうことが多いのも事実です。なので、事前にこれらの言葉をいくつか知っておくと、より効率よく話の本題に集中できるようになります。

聴くべきタイミングを知る

ほとんどの会議や講演会は何かしら構成があります、議題があるか、講演会ではより学術的な構成があるかもしれません。上述のように、会議や講演会の準備をしている場合は、何が議論されるかはある程度わかっていると思いますが、題目がどのような順番で話されるかについては考えたことがないかもしれません。

結束性(文章の繋がり)とつなぎ言葉

最後に、私たちが効果的に聞き取るために、すべての話し手は結束性、あるいはつなぎ語と呼ばれるものを使っています。これは、次に何を聞くかを聞き手に知らせるための言葉です。エッセイやレポートを書くときにも使われます。

主旨:

話し手は主旨を伝えようとする前に次のようなことを言います。

  • I’m going to discuss three main ideas today.
    (今日は主に3つの考え方についてお話したいと思います)
  • There are two basic principles which will be covered in this lecture.
    (この講義では2つの基本原則を取り上げたいと思います)

補足のアイデア:

話し手が主要な話題を述べた後、残りの話の間に、あなたは、firstly (最初に)、secondly (2番目に)、sonsequently (結果的に)、however (しかし)、therefore (したがって)、moving on (話を進めると) 、finally (最後に)、などのフレーズを聞くことがあるでしょう。

話し手はこれらのフレーズを道路標識のように使って話を誘導する必要があります。話し手がsecondly (2番目に)と言うのを聞いたら、最初のアイデアの話が終わったことが分かります。そして、however (しかし) と言う言葉を聞いた場合は、話し手が今言ったこととは反対のポイントを話そうとしているのが分かります。
繋ぎ言葉を理解するのが得意であれば、良いノートを作るのに非常に役立ちますし、さらに注意を払って練習すればするほど、ますます良くなるでしょう。

ノートの取り方

  • あなたのノートは、要点がはっきりと分かるように書きましょう。
  • あなたのノートは、重要な問題やアイデアを効率良く記憶するのに役立つはずです。
  • ノートを取る際には、話の中の重要なテーマに焦点を当てることができるように、明確な構成に沿うべきです。

マインドマップ

マインドマップはアイデア同士の関係性を視覚的に理解することができる素晴らしい方法です。

マインドマップの仕組みに従う必要があります。

  • ページの中央に中心的な、あるいは主要なテーマを置く必要があります。
  • 話し手の話の進み具合に合わせて副題を書き留める枝を拡げます。
  • 各副題には具体例と細かい詳細を追加します。

利点

  • マインドマップを使うことは、視覚的な学習者にはより効果があります。
  • 話されるいろんなアイデアの関係性をわかりたい人に向いています。
  • マインドマップは、ビジネス会議の方がより効果があります。なぜなら商談等でなされる会話ではあまり学術的な構成には従わないので、論理的に流れる考えに沿って頼ることができないからです。

アウトライニング化する

アウトライン化とは、メモを取るためのより体系化されたアプローチを含み、話の進展具合をより明確にしたい方に向いています。
また、講義や学術的な話をする際には、明確な構成に沿ったものになる傾向があるので、より有用なものになります。

アウトライン化は通常次のパターンに従います。

●本旨
・サブテーマ
─具体例……
─具体例……
─具体例……

●サブテーマ
─具体例……
─具体例……
─具体例……

話し手のペースを保つ:完全な文は不要

最後に、話し手はたいてい早口で話すので、全文を書き留めようとして時間がかかりすぎると、その後に続くポイントを聴き逃してしまい、何が話されているのかわからなくなってしまうことがあります。

  • 文章ではなく、メモを取ることに慣れる:簡潔にアイデアを含む2つまたは3つの単語だけで作るメモを取ることに慣れる。
  • 略語;単語の短縮形:ノートを作成する際に、長い単語や講 義に関連した一般的な単語であれば、単語完全なフルスペルでメモしておくのは極めて稀なことです。例えば、

・def.: Definition (定義)
・diff.: Different, difference (違い)
・ea.: Each (各)
・e.g.: For example (例)
・etc.: And so on (等々)
・i.e.; That is, that means, in other words (即ち、言い換えると)
・impt.: Important (重要)
・NB: Important, notice this, note well (注意(せよ), 備考)
・nec.: Necessary (必要)
・re.: Regarding, about (~に関して、ついて)
・sim.: Similar (類似の、同様の)
・s/t: Something (何か、あること)

  • シンボル (記号):良いノートを作るときにもう一つよく実践 されることは、あなたがいつも使っている非常に一般的な単語にシンボル(記号)を使用することです。

・∵ because (なぜなら)
・∴ therefore (したがって)
・↺ understand (理解した)
・↷ over (終了 or 超えて)
・⦽ between (~の間)
・⇛ advantage (長所、利点)
・⇚ disadvantage (短所、欠点)

実践

メモ取りには練習が必要で、最初の数回はちゃんとできているような気がしないかもしれません。しかし、我慢して練習しましょう。最終的には体得できます。

ノートを取る練習に聴く最適な講義

Critical Thinking: one hour lecture
How to speak: one hour
The Craft of Writing Effectively: one hour twenty minutes

これらの講義はどれもほとんどの講義と同様に、短い前置きから始まります。通常、この前置きが終わるまでノートを取り始める必要はありません。

ヒント

上記のアドバイスに従うのと同様に、最初は講義の最初の20分間程度だけ見るようにしてください。最初から疲れすぎないようにしましょう。
さらに練習していくと、もっと長く観て、長い時間ノートを取ることができるようになるでしょう。

頑張って下さい!

参考の動画講座

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