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留学するなら自分の希望校の第一志望を目指したいものです。そのためには、TOEFLで充分な高得点を取ることが必要です。
私の留学経験から言わせていただくと、向こうでは専門書を多読しないと良い成績が取れません。
英語の専門書や参考書を読み込むことに慣れていない頃は、週末を除けば、1日4時間程度の睡眠で何ヶ月も読書を強いられたものでした。
今から考えれば、大学では英語の読解力が一番重要だったと思います。
今回のテーマの「TOEFL ibtリーディングの効果的な勉強方法」は、私の経験から書かせていただきますが、日本語が殆ど役に立たない留学では、かなりの覚悟が必要です。毎日、毎日、アルファベットの森の中をさ迷い歩くことが続くのですから。
勿論、そんなことは充分ご承知の上で留学されるので、それなりのTOEFLの勉強方法を参考書などもご自分で吟味して考えられていることだと思います。
その方法に今回私がお勧めしたい勉強方法などを参考にしていただき、ご自分に適したTOEFLの勉強方法を見つけていただければ、幸いです。
やはりリーディングが大切
私は、ニューヨークの大学に留学したので、ニューヨークの新聞を読んでいました。本当なら世界1の新聞、NEWE YORK TIMESを読みたかったのですが、DAILY NEWSを月曜日から土曜日、毎日読んでいました。
キャンパスでDAILY NEWSを読んでいるのは、渡米後間もない外国人留学生くらいで、アメリカ人の学生たちは、皆、NEWE YORK TIMESを読んでいました。
ただ、ビジネス、スポーツ、芸術などの幾つものセクションに別れた電話帳くらい分厚い日曜日版のNEWE YORK TIMESは、毎週買いました。
それを月曜日から土曜日までセクションごとに1周間かけて読むのです。すると、NY DAILY NEWSとNEWE YORK TIMESの書き言葉の使い方の違いなどにも興味が湧いてくるのでした。
勿論、英語のリスニング、スピーキングやライティング能力も重要ですが、留学したらリーディング能力が非常に重要だと気づきます。
日常会話のスピーキングやリスニングは、中学の英語力で十分です。日本では教わっていないので、それに慣れるまでは少し大変ですが、私は、すぐに何とか問題なく話せるようになりました。
又、校内の討論会などの英会話は、日常会話よりも余裕で対処できます。まず、相手は、ディベート形式なので早口では話しません。
それでも相手の言うことが理解できなければ、聞き返して質問もできますし、わかりやすく説明してももらえます。ライティングは作文のコースで定型文を多数覚えれば、それを活用して論文を書くときに効果的に応用できます。
やはり、一番問題なのは、リーディング能力なのです。与えられた課題の分厚い専門書をいかに速く読みこなしていくか、それが非常に重要なポイントになるのです。
読み込めば読み込むほど、速くなるリーディング
私は、日本の大学の2年目からアメリカ人英会話講師の勧めで英英辞典を使うようになりました。これが後で非常に役に立つたと思っています。
留学して専門書の多読を強いられると、英和辞典を使うよりも英英辞典を使う方が効率が良いのです。何故なら1つの英単語の説明文に使われている英単語も一諸に覚えることができるからです。
TOEFLの参考書も英文の参考書を使いました。それは、なるべく英語を英語として理解して英語で考えて英語で答えを出すようにしたかったからです。
それから、中学で学んだ英単語をアメリカ人の子どもたちが使う辞書で何度も何度も読みました。つまり簡単な英単語を簡単な英語表現の定義で読み込んでいくのです。この勉強方法は、「英語脳」を作るために効果的だと思います。
このような方法で英文を読み込む習慣を身につけていたので、英語のリーディングに対する苦手意識はありませんでした。ただ、大学レベルの英語の語彙をいかに増やしていくか、それが重要な課題でした。
しかしながら、語彙を増やすためには、早道などはありません。ただただ、何度も何度も声を出しながら単語を書いて覚えるのです。例文も共に覚えることは、効果的です。
このような勉強方法でTOEFL ibtリーディングのある程度効果的な対策ができると思います。
そして、その努力は、ご自分のリーディングの速さと理解力を向上させますし、留学後の専門書の多読にも非常に役立ちます。
TOEFL ibtリーディングの効果的な勉強方法のまとめ
留学した後にもその能力が要求されるリーディング能力。これを伸ばすためには、日頃の惜しみない努力が求められます。
しかしながら、ネイティヴ並の英語のリーディング能力を持つことができれば、国際語としての英語の数多な情報を手に入れることができるようになります。すると、日本語だけから情報を得ていたあなたの世界観が劇的に大きくなることでしょう。
残念ながら日本のジャーナリズムの質は、英語世界のそれに及びません。
日本語の新聞記事よりもNEWE YORK TIMES駐日記者の英文記事の方が興味深く、何でそんな視点で、どうしてそんなユニークな見方ができるのかと驚かされ参考になることが多々あります。
TOEFL ibtリーディング対策のために惜しみない努力をすることは、勿論、TOEFLのテストに備えることに有効的ですが、それは、留学後の大学での勉学に間違いなく役立ちます。
そして、留学中にネイティヴ並の英語のリーディング能力を得ることができれば、それは、あなたの一生の宝物となることでしょう。
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