日本とイギリスでこんなに違う!伝統的なイギリスのクリスマス4つのポイント

ライター. Aya
暮らし
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イギリスのクリスマス

日本におけるクリスマスは、商業イベントの一つといった感じですが、イギリスのクリスマスは、イエス・キリストの生誕を祝う神聖な期間にあたります。(現在、イギリスでは、様々な人種が暮らしていますが、王・女王を首長とする、カトリックの流れを組んだ、プロテスタント系カルヴァン派『英国国教会』Church of Englandに属する人が、全体の約4分の3を占めています。)

キリスト教が伝わる以前から、ゲルマン民族の間で祝われていた冬至の祭りとも結びついていて、Yuletideと呼ばれることもあります。

こういった経緯もあり、イギリスでは、クリスマスには伝統的に家族で過ごす習慣を大切にしています。新年も兼ねて、遠方から家族が集まる、一年のうちの最大の機会と言えるでしょう。家族で集まった時に、プレゼントを互いに交換し、その場で開けて楽しみます。子どもだけでなく、大人同士でも!

日本では、クリスマスといえば、24日のクリスマスイブが最も大々的に取り上げられますが、イギリスでのクリスマスは、12月1日から始まります。25日までの期間は、「待降節」(advent)と呼ばれ、特に子どものいる家庭では、Advent Calendarを1日ごとにめくって、クリスマスを心待ちにします。この期間に、家族や友人などとは、Christmas Cards(クリスチャンでない人とは、”Seasonal Greetings Cards”)を送り合います。

クリスマスの飾り付け

日本ではツリーの他に、ポインセチアを飾る場合が多いですが、イギリスでは、ヒイラギ(holly), つた(ivy), また日本ではあまり馴染みがないものの、ヤドリギ(mistletoe)もクリスマスの飾りに欠かせない植物です。mistletoeは、玄関などにつりさげられますが、この下に立っている女性にはキスしてもいいという、面白い伝統もありますよ。

イギリスで、クリスマスの木を飾るのは、ヴィクトリア女王の夫、アルバート公が祖国ドイツから持ち込んで広まった習慣だと言われています。家族で仲良く飾り付けをします。

飾り付けといえばもちろん、街中のライトアップも欠かせません。これは日本と一緒ですね。

有名なものは、ロンドンのオックスフォードストリートのライトアップでしょう。毎年、異なったテーマのきらめきがロンドナーを喜ばせています。

今年2016年のロンドンのテーマは、ボーブルと星(Oxford Street)天使(Regent ) “LOVE”&”HOPE”(Carnavy Street)孔雀の羽(Old Bond Street)。少し早めに、11月の初めから楽しめます。

トラファルガースクエアには、毎年ノルウェーから巨大なクリスマスツリーが送られ、こちらも、綺麗なイルミネーションを楽しむことができます。

街角のクリスマスの風物詩

街のあちこちから、クリスマスのキャロルが響き、早い時間から暗くなるロンドンのクリスマスを温かいものにしています。家族のない人々のためのチャリティー活動もよくおこなわれています。

クリスマスマーケットやアイススケートリンクなどもあちこちに出現します。ロンドンでは、移動遊園地も楽しむことができます。

また、この時期は、お芝居を観に行く人も多いです。子どものいる家庭では、“パントマイム”という劇(男性の俳優が女性のコスプレをして、意地悪な役を面白おかしく演じるもの)を観に行きます。

11月ごろから続々と、HarrodsやJohn Lewisなど、有名百貨店や大型の高級スーパーマーケットがこぞって、心に沁みるクリスマスのadvert(CM)をだすのも、いかにもイギリスの冬らしい光景です。

クリスマスイブ・当日

さて、クリスマスイブは、教会でのサービス(ミサ)に出かけます。キャンドルサービスが行われ、厳粛に賛美歌を歌てクリスマスの意味を分かち合います。

その後は、日本と同じく、子どもたちはサンタクロースからのプレゼントを楽しみに、Christmas Stockingを下げて眠りにつきます。

サンタクロースは、イギリスでは、Father Christmasと呼ばれています。プレゼントのお礼に、暖炉の前やテーブルの上に、“mince pie”や“gingerbread man”, ワイン(ココアなどの場合も)、そしてトナカイたちのために人参を用意しておく家庭もあります。

25日、クリスマス当日は、プレゼントを開けて、お昼に家族でクリスマスディナーをとります。若い人の中には、友達同士でパブに繰り出す人もいますが、基本、交通機関などは、この日はストップしていますし、お店も多くが閉まっています。博物館や美術館もレストランも営業していないことが多いため、この時期に英国に旅行に行く際は、注意が必要です。

女王による”Queen’s Speech”もこの日に放送されます。

一夜明けて26日は、Boxing Dayと呼ばれ、冬の大々的なセールが始まります。クリスマスツリーは、ゆっくり飾ったままにし、1月5日の夜までに片付けることになっています。そのあとは、本物のツリーであれば、蒔などとして、再利用されます。

クリスマスはイギリス風で楽しみませんか?

日本のクリスマスとは、やはり少し趣の異なる英国のクリスマス。楽しい中にも、伝統と家族の習慣を受け継ぎながら、精神的価値をとても大切にしています。

 

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